投資信託っていくらから買える？どうやって値段が決まるの？

ここがポイント

投資信託の値段のことを「基準価額」と言います。ここでは、投資信託の値段が決まるしくみについてご紹介します。

投資信託の値段のことを「基準価額」といいます。1口（くち）あたり、もしくは1万口あたりの値段のことを指します。
1口（くち）とは、投資信託の取引単位のことです。一般的には1万口あたりの基準価額を公表しています。

投資信託の総資産額から運用コストなど（負債）を差し引いた額を「純資産総額」と言います。

純資産総額は基準価額×総口数でも求められます。
このことから純資産総額が大きい投資信託は、投資家から預かっている資金が大きいとも言え、純資産総額が小さい投資信託と比較すると信頼や安心に繋がります。

純資産総額を投資信託の総口数で割ると、1口あたりの価額＝「基準価額」を算出することができます。

基準価額はあくまでも取引に必要な価格であり、他の投資信託と比較した際の運用成績の優劣とは関係ないことを理解しておきましょう。

投資信託の「基準価額」が決まるのは1日に1回です。株式の場合は取引所に上場し、刻一刻と価格が変わっていくのに対し、「基準価額」は組み入れている株式や債券などの評価額をもとに算出いたします。

分散投資が出来る投資信託を、定額で積立購入し続ける事によって、さらにリスクを抑えながら賢く「ドルコスト平均法」を用いた資産運用を行う事ができます。

基準価格は日々変動します。定期的に決まった額で同じ銘柄を買い付けると、⾼いときは少ししか買わず、安いときに多く買うことになります。これにより購入価格を平準化することをドルコスト平均法といいます。

PayPay証券の投資信託は「購入する日程・購入する金額」を定める事により、自動で積立購入してくれる機能があります。

この投資信託の自動積立は、毎日忙しくて時間がない方や、都度取引が面倒な方、投資初心者でいつどのタイミングで購入すれば良いか分からない方などにもオススメです。